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職業病!?「目の酷使」と「抜け毛」の関係 ~プロセスと改善策~

目と抜け毛

「目の酷使で抜け毛が誘発される!」何だかにわかには信じがたい話ですが、こう言われるにはそれなりの理由があります。当記事ではこのような「目の酷使」と「抜け毛」の因果関係について解説させていただき、簡単な回避方法などを含めて生活習慣の改善をご案内いたします。


目の疲れがもたらす二次被害、三次被害

目の疲れ

目を使っている時、その周りの筋肉も使っている

普段仕事でパソコンの画面を眺めている時、私たちは「見ている行為」には、「見るという作用以上の何か」が含まれているとは考えません。ただ目を使って見ている。だから、疲れるのなら「目であるべきだ」と思うわけです。


水晶体を調整するだけでも「毛様体筋」を駆使している

しかし冷静に考えてみればわかるのですが、見るためには目の周りの筋肉を動かす必要があります。また眼そのものを考えても、水晶体を調節するには「毛様体筋」という筋肉を駆使し、ひっぱったり緩めたりしながらピントを合わせる必要があります。たとえ遠くを見たり近くを見たりしてピントを替える必要がなくても、同じものを凝視しているだけでもこの「毛様体筋」はピンと固定して緊張し続けなければなりません。

このようなことから、目を駆使し続けると、必然的にその周辺の筋肉が硬くなります。目の周りで言えば「眼輪筋」といわれる目の周辺の筋肉が徐々に硬直していき、表情も含めて硬くなってしまします。このようなことで、目を駆使することの多い事務職の方や、パソコンを一日中使う必要のある職種の方、また最近ではスマホを触り続ける若者など、目の疲れだけでなく慢性的な「肩こり」や「首のこり」、「ドライアイ」なども併発してしまうケースが増えてしまうのです。


「血行不良」が抜け毛の引き金になる?

血行不良

首や肩のこりは「血行不良」も誘発

目の使い過ぎや一点を見つめ過ぎていると、やはり首や肩などがこってきます。この時の「こり」は、同時に「血行不良」を引き起こしてしまいます。そもそも「こり」とは筋肉が不必要に固まってしまっている状態ですので、同時に血行も悪くなってしまっていることを理解しておく必要があります。そして、これが慢性的に続いてしまうと、その部位だけでなく身体全体の血流にも影響が出始めます。


頭皮の「毛細血管」にも影響

血流の悪さは肩や首のこりだけでなく、「頭皮の毛細血管」にも影響をもたらします。特に毛細血管はもともと「ストレス」などの外的要因の影響を受けやすい場所です。長期間パソコン画面を眺めて仕事をしていると、なかなか陽気な気分にもなれないことからストレスも複合的に絡み合ってしまいます。結果的に、頭皮の毛細血管への血流が低下、これが慢性化してしまうと、「頭皮」自体が硬くなってしまいます。

「毛髪の成長」は、本来的に毛根奥の「毛母細胞」の分裂によって起こります。この毛母細胞に栄養を届けるのが「毛細血管」というライフ・ラインです。このようなことから、「目の酷使」が回り回って最終的に「抜け毛」を招いてしまう場合があるということになります。


自覚症状が出ないから注意!

ここで問題なのは、「毛細血管への血流低下」は肩こりや首のこり、ドライアイなどと違って、「症状を自覚させないこと」です。薄毛や抜け毛の多い方の頭皮が相対的に「硬い」ことは想像がつくと思いますが、その方々も初めから硬かったわけではありません。もちろん加齢もありますが、いつの間にか頭皮への血流が低下していき、薄毛を感じ始める頃には硬くなっていたという「結果」で初めて気づくのです。

特に危機感を煽るわけではありませんが、普段から自分の身体の血行については意識しておくが「抜け毛対策」にもつながります。次項で案内するような「適度な運動」や「マッサージ」などを取り入れながら、「身体の中の滞り」を追いやる習慣を心がけてください。


血行の「滞り」を予防する日常的な改善策

日常的な改善策

ここでは血行の滞りを予防するための簡単なアイデアをお伝えいたします。特に真新しいものはございませんが、日常的なケアなのでざっと目を通して確認してみてください。


できる範囲の運動を取り入れる(勤務時間など)

ここでのキーワードは「ぐるりと回す」ということになろうかと思います。どれも月並みな運動ではありますが、実際にするのとしないのとでは血行面で大きく違ってきます。中でもお勧めなのが「肩甲骨を動かすこと」です。肩甲骨の場合は、その部位だけでなく体全体の血行にとってプラスに働きますので、トイレに立ったついでなどに積極的に取り入れてみてください。


日常的に歩く量を増やすように心がける(日常的な習慣)

歩く歩数を増やすことは、意識さえすれば日常生活での中でも可能だろうと思います。またモチベーションを保つためにも「万歩計」などを用意すると良いかもしれません。万歩計に関しては、たとえばスマホなどでも簡単な無料アプリを取り込むことができます。もちろん、スマホを触りながら歩いてしまっては本末転倒ですが、アプリを入れて歩数の結果を確認するのであれば、むしろ有意義な習慣になろうかと思います。


不必要にスマホを操作しないように意識する(スマホへの配慮)

スマホ操作については、ある意味では「癖」のようになってしまっていることも多く、直そうとしてもなかなか簡単にはいきません。特に電車に乗った時などは、ある種反射的にスマホを手に取る人も多いと思います。これをどう改善するのかは難しい課題ですが、お勧めとしては「音楽を聴く」などに切り替えて、「目を使わなくても良い楽しみ方」を取り入れるように工夫したいものです。


睡眠時間の確保は妥協しない!(睡眠習慣)

「目を酷使する」というのが仕事そのものになっているような場合、この影響を簡単に回避することはできません。であれば、せめてそのぶん「揺るぎない睡眠時間の確保」で修復作業に徹するというのも一つの対応策だと言えます。特に「睡眠」については、「入眠後の3時間」が身体の回復や成長、そして新陳代謝に絶対的な時間となります。このあたりについて、一般の方以上に拘りを持って生活すれば、日々の目の酷使も補いやすくなると思います。


目が教えてくれたサインを見逃さないためにも…

サイン

普段何気なく使っている「目」ですが、「一箇所にかかる過度の負担」はどのような場合であっても良い影響をもたらしません。人の身体は本来的に「循環」の中でその状態が保たれていますので、筋肉が緊張し血液の流れが滞ることは、「毛髪」を意識する以前に「健康」を考えても配慮しておくべき事柄です。こちらの記事にたどり着かれた方であれば、もしかしたらまだ薄毛問題なども深刻なものでないのかもしれません。しかし、AGA(男性型脱毛症)は、その本質として「放っておけば進行していくもの」となります。

もし、今抜け毛問題が少し気になり始めたばかりだということであれば、あるいは治療効果も求めやすくなるとも言えます。というのも、薄毛治療に関しては、「長期的な視点でとらえる必要があること」と、「現状維持は狙いやすいものの、改善や回復は容易ではない」ことが特徴として挙げられるからです。よって、早めに対処いただければ、それだけ高い効果をより長く維持できるということが一般的な見解となってきます。

当クリニックでは、信頼のできるAGA治療薬を用いて個々の患者様に合った用量・用法をご案内させていただきます。また丁寧な問診を通じ、生活習慣面のアドバイスも併せて行なわせていただきます。これにより、結果として多くの患者様にご満足いただけておりますので、ご安心して足をお運びいただければと存じます。どうぞ、当クリニックまでお気軽にご相談ください。