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まだ間に合う!?薄毛の原因と治療法を紹介

薄毛の原因と治療法

薄毛はなかなか回りの人に相談できないプライベートな悩みです。そのため原因や対処法を考えるにも、自分で調べて信じられるものを実践していくということになりがちです。あるいは、薄毛の友人が言うことを信じて、同じような育毛剤を手にするケースもあるかと思います。

ここでは、髪のヘアサイクルと薄毛との関係、薄毛の種類と基本事項の整理、薄毛と遺伝の関係を解説させていただき、総合的な見地からの正しい治療をご案内しております。


薄毛はヘアサイクルが原因

ヘアサイクル


ヘアサイクルって?

髪が生えてきてから抜け落ち、また生え変わるまで、髪には一定のサイクルがあります。これを一般的にヘアサイクル(もしくは毛周期)と呼び、成長期→退行期→休止期→成長期…という流れで繰り返されていきます。通常生えた髪の毛は7年経つ迄にはほぼ抜け落ちますが、またその後に新しい髪が生えてきます。

また髪一本一本でヘアサイクルのタイミングは異なりますので、全てが抜ける時期にはならず、常に一定の毛量が保たれています。それでは各サイクルの特徴について簡潔にご紹介します。

成長期(2年~6年間程度)

今見えている髪の90%程度が、この成長期のものとされます。髪の毛が生え始め、ぐんぐんと成長を続けている時期です。成長期も「早期成長期」→「中期成長期」→「後期成長期」と分けられます。

  • 早期成長期
  • 新しい髪の準備として、毛根の奥で毛母細胞の分裂が始まる時期です。
  • 中期成長期
  • 新しい髪の毛が頭皮に出てくる時期です。古い毛(休止期の毛)が残っている場合、押し上げられて抜け落ちます。
  • 後期成長期
  • 髪の毛が最も成長し太く元気に育っている時期です。約2~6年間はこの期間なので、成長期のほとんどがこれに該当します。

退行期(約2週間程度)

今見えている髪の5~10%程度がこの退行期のものとされます。毛母細胞の分裂が減ります。毛乳頭から毛が離れ、その毛への栄養分の供給が止まります。この段階でその髪の毛の成長はストップします。


休止期(3ヶ月~4ヶ月間程度)

今見えている髪の5~10%程度がこの休止期のものとされます。毛母細胞の分裂が完全に止まります。既に毛乳頭から離れている髪の毛は、徐々に頭皮表面側へと向かい、やがて抜け落ちます。


薄毛とヘアサイクルの関係は?

ヘアサイクルがどうして薄毛に関係しているかというと、薄毛の方の場合、髪の毛一本一本の「成長期」の期間が通常より短くなってしまっていることが多いからです。どちらかというと、絶対的に生える量が少ないというよりは、生えたのにしっかりと長期間成長を続けられず、正常な状態よりも早く毛が「退行期」、「休止期」へと移行してしまうことが多くなります。

結果として今留まっている毛の絶対量が少なくなるので「薄毛」になるという具合です。人は平均的に一日に100本ほどの毛が抜けるとされます。季節や年齢で違いがあり、一般的に夏から秋にかけては毛の抜ける量は増えますが、それでも多い場合で「日に300本以内くらい」が健康な人の目安となります。

このため、これよりも多い量が常に抜けていたり、抜けた毛を見た時に「短くてやわらかい毛」が多く含まれている場合、ヘアサイクルが乱れている、もしくは乱れ始めている可能性があります。これが慢性化すると必然的に薄毛に向かってしまいますので、気になり始めたら早めにクリニックや専門機関などを受診されることをお勧めします。


そもそもハゲって?

そもそもハゲって?

ハゲと一口に言っても、その症状には様々なものがあります。ここではハゲや薄毛の「部位的な違い」や「各脱毛症の呼び名」ついての基本事項を整理してみましょう。


部位で整理しよう!

M字ハゲ(M型)

おでこの生え際が後退するものの、中央部分はそれほど薄くならず、両サイドの生え際の後退が著しく目立つタイプです。

U字ハゲ(U型)

M字タイプとは異なり、おでこの中央部分を残すことなく、生え際から全体的に後退していくタイプのものです。

M字の場合であってもU字の場合であっても、本質的におでこの周辺は髪に養分を届ける毛細血管が少ないことが知られています。また、ここには「Ⅱ型5αリダクターゼ」という還元酵素が多く存在しており、これが男性が多く保有する男性ホルモンの「テストステロン」と結びつき、髪の成長を阻害する「ジヒドロテストロン(DHT)」を作りだしてしまいます。このようなことから、M字やU字タイプの薄毛は、相対的に男性ホルモンの少ない女性には起こりにくいものとなります。M型で進行が進むか、U型で進行が進むかについては、一般的に遺伝的影響に因るところが大きいとされています。

つむじハゲ(O型)

頭頂部から薄くなっていくタイプのものです。M字のような後退ではないことや、頭の頭頂部分ということもあり、初期段階ではなかなか意識されにくいものです。M字ハゲと併発する場合も多く、この場合M字の方で薄毛を意識し始めることが多くなります。

また、つむじハゲは文字通り「つむじ」付近で起こるため、元々の「つむじ」そのものなのかハゲ始めているのかがわかりにくいこともあります。ひとつの判断材料としては、頭頂部分を薄く感じ始めた時に、周辺の頭皮が赤っぽくなっているかどうかで見分けられます。通常は頭皮の地肌は白い状態が正常ですので、色合いからも変化が認められる場合は、生活習慣の改善や専門機関の受診など、早めに策を講じることが大切です。


呼び名で整理しよう!

AGA(男性型脱毛症)

CMなどでも耳にすることの多くなったものに、AGA(Andorogenetic Alopecia)=男性型脱毛症というものがあります。「andorogenetic」とは生物学的に「雄性の」という意味があり、「alopecia」は「脱毛症」という医学的な用語です。

男性が思春期以降に生じる薄毛の症状であること、おでこや頭頂部での頭髪が薄くなることなどが特徴としてありますが、基本的には10代後半以降で男性で薄毛を発症した場合、最近ではこの言葉が多く使われます。

若ハゲ(若年性脱毛症)

「若ハゲ」という言葉は、医学的な見地とは別のものであり、広く「若者の薄毛全般」を指していると言えます。傾向としては男性の、特にまだ10代後半や20代中頃において「M字部分」や「つむじ付近」の薄毛、もしくは「U字」のような形で生え際が全体的に後退し始める状態を指す場合が多いです。

専門的には、このような10代から20代くらいの薄毛の状態を「若年性脱毛症」とする場合があります。ただ、受診する機関やクリニックによって、その症状が男性に見られた場合、AGAと総称した呼び名を当てる場合もあります。

壮年性脱毛症

「若年性脱毛症」と呼ぶには年齢的に適切でないような、働き盛りの30代以降の薄毛症状を「壮年性脱毛症」と言います。こちらも男性に症状が出ている場合、総称してAGAと呼ぶ場合が増えています。

30代以降の働き盛りであれば、職場環境などにおいて、過度なストレスを感じる場面も増えてしまいます。また飲酒も含めた食生活の乱れ、睡眠時間の確保の難しさなどから、髪に良くない条件が増えていきます。薄毛の原因特定が困難になりやすく、ひとつひとつ丁寧に改善していきながら、処方薬などを服用することで症状の改善を目指します。

びまん性脱毛症

女性の場合に多く見られる症状で、年齢が若くても髪全体が過度に薄くなり、ボリュームが大幅に低下するような症状を指します。女性に多いものの、男性であっても起こる可能性があるものです。

女性が発症している場合は、ホルモンバランスの乱れが主な原因であることから、本来の女性ホルモンの分泌が正常に戻れば、比較的スムーズに症状は改善していきます。

老人性脱毛症

60代以降の頭皮が透けるような薄毛状態に対して使うことが多い呼称です。症状としては「びまん性脱毛症」と似通ったものになりますが、原因の本質は加齢による新陳代謝の衰えとホルモン分泌の低下です。


ハゲと遺伝って関係あるの?

ハゲと遺伝

薄毛遺伝子は存在している!

遺伝がハゲや薄毛に関係のあることは、医学的にも明らかになってきています。AGAではDHTが生成される要因になる5αリダクターゼの量が多いほどAGAになりやすくなりますが、遺伝によりその保有量が多い方は当然AGA発症リスクが高まります。


薄毛は医学的な治療が可能な時代です!

薄毛やハゲの種類、薄毛と遺伝の関係などをざっくりご説明いたしました。一般的に薄毛やハゲの症状がみられる場合、根っこの部分には遺伝的な要素が眠っていることが多いと言えます。それでも、今現れている薄毛症状が100%遺伝であるとは決して言えず、生活習慣や食習慣の乱れ、過度なストレス、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ、加齢などの要因が複合的に絡み合っている場合が多いのも事実です。

またポジティブな要素をお伝えすると、医療の進歩に伴い、一昔前まではできなかった治療が、現在では可能なものとなっています。具体的には、医学界で効果が実証されている処方薬「プロペシア」と「ミノキシジル」を用いるもので、薄毛の進行を強く食い止め、髪を生やすという根本的な治療が実現します。

随時「無料カウンセリング」実施中

当クリニックでは、これらの処方薬を適切にご提供し、AGA(男性型脱毛症)治療の専門機関として、薄毛に悩む患者様から多くのご満足を頂戴しております。気になり始めた段階で早めにご来院いただければ、より効果の高い治療が見込めますので、どうぞお気軽にご相談ください。