コラム

悩み

男性型脱毛症(AGA)発症のサイン!初期症状を見逃すな

AGAの初期症状

男性に多い薄毛症状の「男性型脱毛症(AGA)」については、ある日突然発症するものではありません。男性ホルモンの影響を受けているため、たとえば中学生くらいの頃に陰毛が生え揃っていったのと真逆のような作用で、毛髪が徐々に着実に減っていくようなプロセスを辿ります。

初期症状を見逃さずに直ぐに対処していけば、薄毛の影響は大幅に回避しやすくなります。当コラムをお読みいただき、早期発見&早期治療をご検討ください。


こんな症状が出てきたら要注意! 抜け毛、軟毛、ハリやコシの低下

抜け毛、軟毛

男性型脱毛症(AGA)の初期症状は、「抜け毛の量が増えること」です。「少し抜け毛が多いかな?」程度の感覚に慣れてしまうと、徐々に髪の毛にハリやコシがなくなりボリューム低下が目立ち始めます。いつの間にか細く弱々しい毛(軟毛)が増えてしまい、少しずつ生え際が後退し頭頂部の地肌も透けやすい状態へと変化していきます。男性型脱毛症(AGA)で共通する初期症状は「抜け毛本数の増加」「ハリやコシの低下」「軟毛への変化」ですので、このあたりの変化に気づくことが大切です(早めに対処すればするほど薄毛影響を回避しやすくなります)。

AGAの初期症状として自覚されやすいもの

  • 抜け毛の量が増えてくる
  • 髪の毛にハリやコシがなくなり、ボリューム低下が目立ち始める
  • 前頭部や頭頂部などの毛髪で、細く弱々しい毛(軟毛)が増えてくる

「抜け毛が増えてきた…」ってどれくらい??

人の髪の毛は1日に50本~100本程度抜けています。このため、入浴時にある程度の抜け毛が確認されるのは通常です。ところが、抜け毛が増えてくると、1日に100本程度では収まらず、通常の2倍以上抜けてしまうケースもあります。私たちの頭髪は全体で10万本程度あるとされるので、1日に100本程度抜け続けても全体量が維持できますが、これが2倍3倍と抜けてしまうと徐々に頭髪が薄くなっていき、地肌も透けやすくなっていきます。

髪の毛にハリが無くなったり、ボリューム低下が気になり始めた場合は、一度洗髪後に抜け落ちる髪の毛の本数を数えてみると良いかもしれません。季節的には夏から秋にかけて抜け毛量が多くなりますので、このあたりを加味して3ヵ月おきくらいにチェックしておくと、急激な変化を見逃さずに済みます。


AGAでの「抜け毛」の増加は、ヘアサイクルの短縮を受けたもの!?

ヘアサイクル

髪の毛が抜け落ちるのはその1本の毛髪が活動を停止して毛根が「休止期」に入るためです。私たちの髪の毛や体毛は1本1本が「生えては抜けて…」という独自のサイクルを持っており、これをヘアサイクルや毛周期(もうしゅうき)と呼びます。ヘアサイクル(毛周期)は大きく分けて3つのステージで考えられるのが一般的で、「成長期→退行期→休止期…」のような連続が毛根一つひとつのレベルにおいて独自に展開されています。

一般的なヘアサイクルの周期目安

  • 1. 成長期…毛根の奥で毛母細胞の分裂が始まり、髪がすくすく伸びる時期(2年~6年程度)
  • 2. 退行期…毛母細胞の活動が弱まり、毛球が毛根から離れ始める時期(2週間程度)
  • 3. 休止期…毛母細胞の活動が完全停止し、毛が毛穴から抜け落ちる時期(3ヵ月~4ヵ月程度)

通常、髪の毛1本の「成長期」は2年から6年ほどあると言われており、毛髪1本が抜け落ちるまでにはかなりの歳月を要します。ところが、前頭部や頭頂部の毛根付近に存在する「5αリダクターゼ」という酵素が本来髪の成長を促すはずの男性ホルモン(テストステロン)と結びついてしまうと、「ジヒドロテストステロン(DHT)」と呼ばれる悪玉男性ホルモンに生まれ変わってしまいます。


ジヒドロテストステロン(DHT)が薄毛要因の主犯格

悪玉男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」は、毛髪1本1本の「成長期」を1年未満に短縮させてしまうと言われています。DHTの作用を受けると、本来まだまだ成長していいはずの毛根が「もう自分の役割は終わって生え変わる時期に来た…」と勘違いしてしまい、早々と「退行期」に移行しやすくなってしまいます。結果、これから太く長い毛に成長していくはずの毛髪が他の抜け落ちるべきタイミングの毛髪などと一緒になって脱毛してしまい、じわじわと薄毛が進行していくということになります。


遺伝的傾向なので、発現後は放置していても改善しない…

ジヒドロテストステロン(DHT)の発生は、「5αリダクターゼ」と呼ばれる酵素の数や、「5αリダクターゼ」が善玉の男性ホルモン(テストステロン)と結びつきやすいかどうか、また結びつきやすくなるタイミング(年齢)などの遺伝的傾向に支配されます。DHTが生まれてしまっているかどうかによって薄毛影響は生じ始めますので、前述したような初期症状が現れ始めた場合は、放置していても薄毛進行が止むことはありません。

早めに対処すれば、薄毛因子であるDHTの影響を遮断しやすくなりますので、気になり始めた患者さまはぜひ「無料カウンセリング」へと足をお運びください。医学的に有効なお薬がございますので、薄毛の影響を食い止めたり、発毛力を取り戻せるような治療をご提案させていただきます。


早期発見&早期治療が最も効果的!

早期発見&早期治療

薄毛症状は他の病と同様に「早期発見&早期治療」が最も効果的です。「年齢的な影響もあるので少々のボリューム低下は仕方ないか…」とご自身を納得させることも多いかと思いますが、状況によってそれは加齢ではなく「遺伝的傾向に因る薄毛進行」の可能性もあります。髪の毛量(ボリューム)が維持できるかどうかは、単純に「頭髪全体量(10万本程度)に対して、日々何本抜けているのか?」によって決まってきます。抜け毛本数が日々200本、300本と増えているような状況があれば、薄毛影響はやはり回避しづらくなっていきます。


無料カウンセリングでご相談ください

「男性型脱毛症(AGA)を発症しているのかどうか?」については、個別に診察させていただかないとわかりません。「はっきりしない状態で診察料が必要になってしまうのは…」というご懸念もあると思いますので、当院は薄毛お悩みのご相談を「無料カウンセリング」にて対応させていただいております。

実際に患者さまの頭皮環境や薄毛の状態を専門家目線で診させていただくカウンセリングについては無料にて可能です。「気になっているのでとりあえず一度診てもらいたい…」、「実際にどのような治療を行なっているのか聞いてみたい…」など、薄毛に関してお悩みをお持ちの際はどうぞお気軽にご相談ください。