コラム

知識

夏の抜け毛対策 「海水浴での注意点」と「紫外線脅威への防衛手段」

夏の抜け毛対策

「夏の抜け毛」を不必要に増やしてしまわないためにはいくつかのポイントがあります。前編では「エアコン使用時の注意点」についてご紹介しました。当コラム(後編)では、「プールや海に出かけた際に気を付けるべきこと」と「夏場の強い紫外線をどう対策すべきなのか」についてご紹介いたします。

意識できているかできていないかの違いで、夏に気になりやすい「抜け毛」の量を抑制することも可能になります。ぜひ当コラムをお読みいただき、無駄に抜け毛を増やしてしまわないようにご対策ください。


「髪が抜けやすい季節」だから気を付けたいこと

髪が抜けやすい季節

夏から秋にかけては「髪が抜けやすい…」という傾向があります。これは本来的なリズムなので問題ありませんが、特に夏に関しては通常以上に「抜け毛」を助長してしまう要因があり、秋を迎えるころに薄毛傾向に拍車が掛かってしまう場合も少なくありません。

「夏の抜け毛対策」として、当院では誰にでも当てはまりやすい以下の3つのポイントについて注意喚起させていただいております。

「夏の抜け毛」を助長しやすい行為

エアコンの効きすぎた部屋に居続けること、エアコンを我慢しすぎること

血行不良や代謝不良、ホルモンバランスの乱れによる発毛力の衰え

海やプール(海水浴)へのお出かけ

塩素や塩分付着での頭髪ダメージ

強い紫外線の中を無防備に出歩く行為

皮膚ダメージ(頭皮へのマイナス刺激)による抜け毛助長


当コラムでは、上記のうち「海やプール(海水浴)へのお出かけ」と「強い紫外線の中を無防備に出歩く行為」について取り上げ、その影響面と対策について考えてみたいと思います。「エアコン使用で気を付けていただきたいこと」については、前編にてご紹介しておりますので、まだご覧になっておられない場合は以下のリンク先をご参照ください。

参照:夏の抜け毛対策(前編)「抜け毛を増やさないエアコン使用法」


プールや海で頭髪に付着する塩分によるダメージ

プールや海

プールで使用されている水には「塩素」が含まれています。塩素があることによって殺菌効果がもたらされ衛生環境が確保されているのですが、この塩素には脱色で使用されるブリーチと同じような漂白作用もあります。プールで遊泳していると髪が濡れて太陽光で自然乾燥されるのが一般的ですが、このままだと髪に少なからず塩素成分が付着したままになります。結果、毛根にダメージがもたらされ、毛が細くなったり抜け落ちやすくなる可能性につながるのです。

たとえば、競泳選手は日常的にプールの中で泳ぎ、長時間塩素を含んだ水に皮膚が触れていますが、彼らの中には「いつの間にか体毛が薄くなってきた…」と口にする選手もいます。もちろん、男性の競泳選手の肉体がツルツルなのは「毛を剃っているため」という理由があるのですが、長時間の遊泳は結果的にこのような影響をもたらすケースもありますので、水泳キャップを使用しない私たちとしては頭髪への影響も少なからず意識しておくべきだと言えます。


塩分の強い海水は髪のキューティクルを開いてしまう…

プールではなく海に泳ぎに行った場合も同様の影響が懸念されます。特に海の場合は紫外線の反射も強く、頭皮へのダメージと共に髪の水分も失われやすくなります。「海水」は弱アルカリ性(pH8.1~8.5程度)を示しますので、髪のキューティクルが開いた状態になり、長時間遊泳していると外部刺激に弱い状態が持続してしまいます。海水浴に行って帰宅すると髪がぱさぱさになっていたという経験をお持ちの方は多いかと思いますが、これにはこのような事情があるのです。

髪が弱アルカリ性に傾くのは、ちょうど美容院などでパーマ剤を使用しているような場面に相当します。薬剤を浸透させるために美容院では一時的にこのような状態を作りますが、キューティクルを意図的に開く行為が髪に良くないのは容易に想像できると思います。また、海水に含まれる塩分が頭皮に付着して毛穴の詰まりをもたらしてしまう可能性もありますので、海での遊泳はプール以上に頭皮環境にリスクがあると見ることもできます。


対策:海水浴の際は長時間遊泳しすぎないこと、早めに洗い流すことが大切

既にご結婚されている男性においては、夏の行楽シーズンの海水浴は大切な家族行事になっているかもしれません。髪にはあまり良くないと知っても、一方的に回避できるようなものではないと思います。AGA患者さまの場合にはあまり積極的な海水浴はおススメできませんが、避けられない場合には次のような点を意識していただければと思います。


遊泳時の頭髪ダメージへの対策

  • 長時間遊泳しすぎないこと
  • 遊泳後は早めに髪や頭皮に付着した塩素や塩分を洗い流すこと

対策としては非常にシンプルです。髪に良くないのは塩素や塩分を含んだ水ですので、浸透圧などの影響を最小限に抑えられるように遊泳しすぎないように調整しましょう。また、その付着物は毛根を弱らせたり頭皮環境を悪化させますので、遊泳後は早めに洗い流すように意識してください。

特に海にお出かけの場合には、必ず簡易シャワー場などを利用し、塩分をその場でしっかり洗い流すようにしましょう。「帰宅してから風呂に入ればいいか…」と安易に考えていると、長時間の運転中に頭皮環境がマイナスに傾いてしまいます。浜辺でしっかりと髪へのマイナス因子を遮断しておけば、頭皮への影響は最小限度に抑えることができるはずです。


強い紫外線がもたらす皮膚ダメージ、そして抜け毛…

皮膚ダメージ

出典:気象庁 『日最大UVインデックス(観測値)の年間推移グラフ』

夏は紫外線量が増えることが知られています。上記は、気象庁のホームページより取得した2018年のつくば市のデータになりますが、ご覧の通り「UVインデックス」として示される紫外線数値は6月の終わりころから8月にかけて非常に高くなっていることがわかります。

人の頭頂部については、日傘や帽子などでケアしない限り最も紫外線を受ける部位になりますので、髪の毛で頭皮がガードされていても夏場にはどうしても頭皮環境にダメージが及びます(薄毛の場合にはこのダメージも相対的に大きくなってしまいます)。頭皮にダメージが及んで皮膚老化が進行するということは、髪が抜けやすくなったり頭皮上の皮膚疾患を誘発しやすくなることを意味します。


対策:UV値が高い季節は「日傘」や「帽子」などのご利用を!

夏の紫外線対策

出典:「日傘の活用推進について~夏の熱ストレスに気をつけて!~」(環境省)

昨今、「男性も日傘を活用するように…」との取り組みが環境省によって進められています。こちらはあくまでも熱中症対策の一環ですが、日傘はもはや女性の美容グッズというより、私たちの健康を守るためのアイテムとしての価値を帯び始めています。

男性型脱毛症(AGA)の患者さまの場合には、直接的に頭皮に紫外線が当たりやすくなってしまいますので、ますます抜け毛に拍車がかかってしまうというケースも考えられます。男性として日傘を利用することにためらいを覚える場合は、「通気性の良い帽子」などをご着用いただき、紫外線が頭皮環境を悪化させてしまわないようにご対策ください。


UVインデックス上でも夏の紫外線対策は必須!

夏の紫外線対策

出典:気象庁ホームページ(UVインデックスとは)

世界保健機関(WHO)が設定している「UVインデックス」は、紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すためのものです。先にご紹介した『日最大UVインデックス(観測値)の年間推移グラフ』と見比べていただければわかりますが、紫外線に関して「非常に強い時期(画像赤のエリア)」や、「極端に強い時期(画像紫のエリア)」には、必ず長袖や日焼け止め、帽子などを利用するよう案内されています。

紫外線はビタミンDの生成を促すという意味で一定のプラス効果もありますが、夏であれば15分~30分の日光浴でも十分ですので、強い日差しは避ける方向で調整することをおススメします。


当院は男性型脱毛症(AGA)に最先端医療の力で挑みます!

最先端医療

当コラムでは、夏場に気になる抜け毛について、「無暗に抜け毛を増やしてしまわないようにする対策」をご紹介しました。前編と後編を併せると、以下のように合計3つのポイントがあります。

エアコン使用のポイント

温度を下げすぎないこと、無理にエアコン使用を我慢しないことも大切

海水浴に行ったときに注意すべきこと

長時間泳ぎすぎないこと、塩素や塩分をしっかりと洗い落とすことの重要性

強い紫外線がもたらす皮膚の老化作用と対策

帽子や日傘を使用することの大切さ(頭皮環境の保護)


これらは抜け毛を増やさないために心掛けたいポイントではありますが、残念ながら男性型脱毛症(AGA)を発症している場合にはこれらを十分にケアしていても抜け毛の進行が進んでしまう場合が少なくありません。AGAにお悩みの患者さまについては、適切なお薬の処方が有効になってきますので、ぜひ当院のようなクリニックにご相談いただきたいと思います。


男性型脱毛症(AGA)のご相談は「無料カウンセリング」へ

当院では、男性型脱毛症(AGA)のお悩みを持つ患者さまに対して、お薬の処方によるAGA治療を実施しています。抜け毛お悩みなどに対しても専門的なアドバイスをご提供いたしますので、抜け毛が気になり始めたという男性や、既にAGAと診断されていて困っているという場合はお気軽に当院までご相談ください。信頼と実績のある当院の医師が、貴方に合った最適なソリューションをご提案いたします。