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毛髪改善の種類。育毛・増毛・植毛・発毛

毛髪改善の種類

育毛?増毛?植毛?発毛??何が何だか良くわからない。「とにかくこの髪の量を何とかしたいだけなんです…」もしかしたら、普段このように感じながら髪に関する色んなサイトを眺めておられるかもしれません。実際のところ、サイトによっては定義が曖昧で、例えば「育毛シャンプー」に「発毛効果」を結び付けて宣伝しているようなものも見受けられます。

ここでは、それらの商品の信ぴょう性は一旦横に置き、まずは定義が曖昧な「毛髪用語」を少し整理してみたいと思います。加えて、それぞれの「メリットやデメリット」、「向き不向き」などをご案内いたします。


毛髪用語をおさらいしておこう!

毛髪用語

簡単ではありますが、各毛髪用語について本来の定義を解説しておりますのでご確認ください。


育毛

「今ある毛」を育てることを指します。よって、育毛剤や育毛チャンプ―というのは、今ある毛が健やかに育てるような頭皮環境をキープしたり、そのような環境が崩れている場合には再構築することを期待するものです。


増毛

医療行為には当たらず、今ある髪の毛をベースとして、その髪1本1本に数本のまとまった毛を結び付けて全体の量を増やすものです。かつらメーカーなどの増毛施術で「シート」や「ネット」など、地肌に人工毛を張り付けたりするタイプのものも含みます。


植毛

「外科手術」によって、髪を植えることを指します。具体的には自分の後頭部の毛を頭皮組織ごと切り取って移植するタイプの「自毛植毛」と、自分のものでない「人工毛」を植毛する場合とに分かれます。いずれの場合でも「外科的な手術」によって、見た目としてもはっきりと毛を増やすというものになります。


発毛

「育毛剤」などで「発毛効果」などと謳われることも多いですが、本質的には「毛が生える」という作用を引き出すことです。よって、具体的には治療薬(口から飲むタイプの錠剤など)を用いて、「男性ホルモン」などに働きかけ、「ヘアサイクル」を改善していくことで毛を生やしていく行為のこと、またその行為で実際に毛が生えるという現象のことを指します。


それぞれのメリットとデメリット

メリットとデメリット

育毛剤や育毛チャンプ―、育毛トニックなど

メリット

  • 何よりも「手軽であること」が考えられます。誰に相談せずとも、近所の薬局などに行けば言葉も交わさずに手にすることもできます。
  • 金銭面でも「比較的安価」で入手できます。
  • 「頭皮環境を清潔に保つこと」に貢献してくれます(抜け毛を減らすための下地を作ってくれます)。

デメリット

  • 毛が生えることを期待しがちですが、本来の意味からも「発毛」を期待できるものではありません。
  • 効果があるのかどうか、実感できいないことが多くなります。

増毛施術

メリット

  • 植毛に比べると比較的安価で見た目を変えることができます。
  • 外科的な手術ではないため、植毛と比べ身体への負担はおさえられます。
  • かつらのようなズレなどの心配をする必要はありません。

デメリット

  • 約1ヶ月程度で、結びつけた結び目が少し上にあがってきますので、都度定期的なメンテナンスが必要になります。
  • 通常通り、散髪屋に行ったり美容院に行ったりできなくなります。
  • ネットなどの取り付けの場合、基本的には自分で取り外したりすることができません。
  • 「結びつける髪の毛がなくなってしまったら…」を考えると、一時しのぎにしかならないことが大きなデメリットとなります。

植毛施術

メリット

  • うまく移植手術に成功したら、その後は自分の髪として毛が伸びてきます。
  • 外科的な手術ではないため、植毛と比べ身体への負担はおさえられます。
  • うまく言えば、全てに前向きになれるくらい大きな喜びを手にできます。

デメリット

  • 外科手術になることから身体的な負担がでてきます。
  • 人工毛であれば、うまく頭皮が馴染まず化膿してしまうリスクがあります。
  • とても高額な手術費用が必要になります。
  • 手術の成功を見極めるのにも、数ヶ月から半年を要します。
  • 安易に後戻りできない決断になります。
  • 頭皮を切り取るなどの面からも一定の長期休暇などを確保する必要があります。

発毛治療(AGA治療)

メリット

  • 用いる治療薬(処方薬)にもよりますが、発毛が期待できるものも出ています。
  • 例えば、抜け毛をおさえる薬「プロペシア」と発毛を促す薬「ミノキシジル」を併せて服用していくことで、発毛効果の高い治療も可能となります。
  • 手術などではないので、切る痛みや回復を待つ必要などはなどありません。
  • 場合により、いつでも止めることが可能です。

デメリット

  • 直ぐに効果を得ることができるタイプのものではなく、「長期的展望」で捉えておくことが前提になります(通常「半年くらい」で効果を実感し始めます)。
  • 割合は低いものの、それぞれの治療薬毎に「副作用」が報告されています。
  • 薬によって治療薬を服用できない方もいます(未成年や女性、肝機能障害のある方など)。

それぞれの向き不向き(使い分け)

向き不向き

育毛剤や育毛チャンプ―、育毛トニックなど

メリットとしてもお伝えしましたが、育毛系の商品の強みは「頭皮環境の正常化」です。よって、「少し意識しておいたほうが良いかな」といった超初期的な段階の方や、家系的に「たぶん…」と思っている20代の方などに適しています。また実際に発毛(AGA治療)をされている方も、併せて使うことにより発毛の方の効果を最大限に引き出すという方法もあります。


増毛施術

増毛施術に関しては「メンテナンスの手間」や「一時しのぎ」にしかならない点からも、前向きにお勧めできるケースがあまり想定できません。ただし、今後技術の進化で特殊なシートやネットなども、より快適なものが出てくる可能性はあります。そのような場合に関しては、吟味してみる価値は残されていると言えるでしょう。


植毛

費用的に一番コストがかさむ可能性が高く、人工毛であれば「自分には異物なもの」として皮膚が拒絶反応を起こし化膿してしまうリスクが高くなります。逆に言えば、経済的に余裕があってかつ自分の毛を移植できるだけの毛量を後頭部に有しているのであれば、ひとつの選択肢と考えてみても良いと言えます。また「既に完全に頭皮が見えている場合」においては、むしろ他の方法では対応できないことも考えられるため、最後の手段として選択することもできます。


発毛治療(AGA治療)

育毛の「超初期的な段階」とは違い、「じわじわ来てるんじゃないか」と実際に感じ始めている方にお勧めしたいものと言えます。AGA(男性型脱毛症)は、「放っておけば進行する」ものですので、このように意識し始めている場合においては、少しでも早く治療を始めることで効果も実感しやすくなります。


当クリニックは患者さまに合わせた治療法をご提案いたします

さて、「育毛」「増毛」「植毛」「発毛」と、それぞれ「用語の定義」から「メリットやデメリット」、「各適性対象」などについてご案内いたしました。当クリニックでは、AGA(男性型脱毛症)治療の専門クリニックという立場からも、「発毛」に焦点を当てて、薄毛や抜け毛に悩む患者様に「現実的で効果の出せる治療(処方薬)」を行なっております。

実際に当クリニックをご利用いただいている患者様からは確かな実感と多くの喜びの声を頂戴できております。是非とも「前向きな一歩」を踏み出す時の選択肢として、当クリニックに足を運んでいただけると幸いです。どうぞお気軽にご相談ください。